Habakiri は Bootstrap ベースの WordPress テーマなので、Bootstrap の CSS を使用することができます。ここでは良く使う便利な Bootstrap の CSS をご紹介します。
ボタン
a
、button
、input[type="button"]
、input[type="submit"]
は、.btn
というクラスを付けることでボタンのスタイルを適用することができます。
<a class="btn btn-default">リンク</a> <button class="btn btn-default">button</button> <input type="button" class="btn btn-default" value="input"> <input type="submit" class="btn btn-default" value="submit">
.btn
には6つのカラーリング用のクラスが用意されています。通常、.btn
とあわせていづれかを指定します。
<a class="btn btn-default">default</a> <a class="btn btn-primary">primary</a> <a class="btn btn-success">success</a> <a class="btn btn-info">info</a> <a class="btn btn-warning">warning</a> <a class="btn btn-danger">danger</a>
default primary success info warning danger
また、.btn-block
を加えることでブロック要素にすることもできます。
<a class="btn btn-primary btn-block">btn-block</a>
テキスト背景
bg-*
というクラスをつけることで背景色をつけることができます。*
の部分にはカラーリングの指定が入ります。.btn
のものと同様です。デフォルトでは余白は入らないので、適当に余白を入れると良いと思います。
<p class="bg-primary">bg-primary</p> <p class="bg-success">bg-success</p> <p class="bg-info">bg-info</p> <p class="bg-warning">bg-warning</p> <p class="bg-danger">bg-danger</p>
bg-primary
bg-success
bg-info
bg-warning
bg-danger
グリッドシステム
Bootstrap で一番便利だと思うのはこのグリッドシステムです。グリッドシステムは何かと言いますと、画面上に仮想のガイドラインを設定し、それに合わせてカラム分割を行うシステムのことです。Bootstrap のデフォルトでは仮想的に12のグリッドが設定され、そのカラムをいくつ使う、という指定をすることでカラム分割を実現します。
下記は.col-md-6
、.col-md-4
、.col-md-2
という3つのカラムに分割する例です。.col-md-6
のmd
がPCサイズ以上の場合という指定、6
が6つのグリッドを使うサイズ、という意味です。それぞれのカラムは.row
で囲むというルールがあります。
<div class="row"> <div class="col-md-6">col-md-6</div> <div class="col-md-4">col-md-4</div> <div class="col-md-2">col-md-2</div> </div>
md
の部分を変更することで、カラム分割を行うデバイスサイズを変更できます。sm
とすることでタブレットサイズ以上、xs
でスマホサイズ以上、lg
でワイドサイズのPC以上、となります。
カラムは入れ子にできたり、デバイスサイズによって使用するグリッドのサイズを変更したり、オフセットを指定したり、ここで紹介しているより、もっといろいろなことができます。詳しくは公式サイトでご確認ください。
テキストの行揃え
.text-left
、.text-center
、.text-right
でテキストの行揃えを指定できます。
<p class="text-left">text-left</p> <p class="text-center">text-center</p> <p class="text-right">text-right</p>
text-left
text-center
text-right
画像の装飾
画像を、角丸、円形、ボーダー付きに装飾できます。
<img src="url" class="img-rounded" /> <img src="url" class="img-circle" /> <img src="url" class="img-thumbnail" />
表の装飾
横線のみの装飾。table.table
見出し | 見出し | 見出し | 見出し |
---|---|---|---|
項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
しましまの装飾。table.table.table-striped
見出し | 見出し | 見出し | 見出し |
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項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
縦横線の装飾。table.table.table-bordered
見出し | 見出し | 見出し | 見出し |
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項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
項目 | 項目 | 項目 | 項目 |
<p>Habakiri には汎用的に使える固有の CSS クラスがいくつか用意されています。</p>
.section
ワンページデザイン等でセクションを区切りたいときに余白を確保するためのクラスです。
サンプルコード
<div class="section"> <p class="text-center">サンプルです</p> </div> <section class="section"> <h1 class="text-center">サンプルです</h1> <p class="text-center">サンプルです</p> </section>
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サンプルです
サンプルです
サンプルです
.section .section__title
セクションにタイトルをつけるときに良い感じに表示するクラスです。デフォルトのh1
だとサイズが大きいので少し小さめで、中央揃えになるように調整してあります。
サンプルコード
<section class="section"> <h1 class="section__title">タイトル</h1> <p class="text-center">サンプルです</p> </section>
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タイトル
サンプルです
.section.section–image
セクションに背景画像を設定するときに良い感じにサイズを調整するクラスです。
サンプルコード
<div class="section section--image" style="background-image:url( url )"> <h1 class="section__title">タイトル</h1> <p class="text-center">サンプルです</p> </div>
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タイトル
サンプルです
.section.section–fixed
セクションに背景画像を設定するときに背景画像を固定するクラスです。
サンプルコード
<div class="section section--image section--fixed" style="background-image:url( url )"> <h1 class="section__title">タイトル</h1> <p class="text-center">サンプルです</p> </div>
表示サンプル
タイトル
サンプルです
.jumbotron .btn-default
.jumbotron
は Bootstrap 固有のクラスですが、その中にこちらも Bootstrap 固有のクラスである.btn-default
を配置したときに、流行りのゴーストボタンなデザインになるように調整しています。
サンプルコード
<div class="jumbotron section--image" style="background-image:url( url )"> <h1 class="text-center">タイトル</h1> <p class="text-center">サンプルです</p> <div class="row"> <div class="col-md-6 col-md-offset-3"> <a class="btn btn-default btn-block">ボタン</a> </div> </div>
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<!-- end .entry -->